しゃもじ
僕はしゃもじになりたい。
なぜだろう。
それは僕にもわからない。
しゃもじって大変だ。
それは僕でもわかる。
いつもアツアツの炊き立てご飯に真っ先に突っ込まれる。
よく考えたら大変なことだ。
やけどしないのかな。
でもしゃもじさんは熱いとか文句ひとつ言わずにいつもご飯をついでくれる。
いいしゃもじの条件としてご飯がくっつかないという点があると思う。
さらに最近ではしゃもじさんをずっと立たせるような設計がされたりしている。
僕たちはしゃもじさんに何もかも求めすぎていないだろうか。
ご飯がくっついていたら文句を言い、立たないと不便だという理由で無理やりしゃもじさんを進化させてきた。
それなのにしゃもじさんはいつも僕たちにご飯を与えてくれる。
そうだ、僕はしゃもじさんみたいに何ひとつ文句をいわずひとに尽くせる男になりたいんだ。
ありがとう。しゃもじさん。
僕は心でそう言いながら今日もアツアツのご飯をついでいる。
しゃもじ「あっつ!!!少しは冷ましてからつげや!」
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